着物の染みについて

着物にシミがついてしまったときどうしたら良いのか、悩んでしまいますよね？
 
「綺麗にしみ抜きしたいけど個人でできるものなのかしら？」

「着物クリーニングってどんなかんじなの？」

「対処方法を教えて！」
 
そこでこの記事ではそんなシミに関するお悩みを解決します！具体的には

・シミと他のよごれの違い

・シミの原因、対処法

・着物クリーニングについて
 
の順番にご紹介していきます。3分くらいで読めますし、シミについてのことが丸わかりですので、まずはご一読を！

シミと他の汚れとの違いとは？

まず初めに、シミと他汚れの違いについて説明します。

ずばり違いは「普通のお洗濯で、落とせるものなのかどうか」というポイントです。汚れは表面のみに付着します。
 
しかしシミとは言葉のとおり、生地の内部に染みて深くもぐり込んでいます。シミは特殊なシミ抜き工程や薬品が必要なため専門の知識が必要です。無暗に水で落とそうとすると取れなくなってしまうこともあります。
 
自分ではやらずにプロにお任せするのをおすすめします。

シミの原因、対処法

シミには様々な原因があります。主な原因は汗や、雨、ほこりなどです。他にも食べこぼしや化粧品などさまざまなものがシミの原因となります。

対処法としては

1.ほこりはブラシで定期的にはらいましょう。

2.汗や雨などの水分によって起こるシミは乾いた布でふき取り陰干しします。

3.雨の日はできるだけ徒歩で移動することを避ける

そうすることで一定以上のシミは防ぐことができます。また雨の日は雨コートの着用や防水スプレーをふりかけるのもおすすめです。
 
しかし、普段から気を付けていても、シミがついてしまうこともあります。そのような場合は、むやみやたらに自分で落とそうとしないことが大切です。最悪の場合、シミが変色したまま落とせなくなってしまうこともあります。

プロの着物クリーニングについて

それではプロはどのようにクリーニングをするのでしょうか？主に着物のクリーニング専門の特殊な液を使うことが多いです。経験豊富なプロがさまざまなシミ抜き剤を組み合わせてシミ抜きをします。

着物クリーニングというとベンジンという薬品を使うのが有名ですが、それ以外にも数多くの中から目的に合った薬液をチョイスします。油によるシミなのか、その他のシミなのかによってガラリと使うものが変わります。

一般的な洋服のクリーニング店と違い、着物専用のシミ抜き剤を使うこともあります。そういったこともあり、着物専門のクリーニング屋さんを選ぶことが大切です。

まとめ

着物のしみ抜きはどうしたらよいのか、困っている。そんな一つの回答として専門的なシミ抜きクリーニングを提案させていただきました。
 
また、シミの原因や対処法についても紹介しました。大切なお着物がシミで台無しにならないようにぜひ参考にしてみてください。しみ抜きをして晴れやかな気持ちですてきな着物ライフを楽しみましょう。