アライバの着物丸洗い
ドライクリーニングについて
そもそも丸洗いとは?
ドライクリーニングとは?
丸洗いとは、その名の通り、着物を仕立てを解かずに丸ごと洗うクリーニング法であり、京洗い、生け洗いと呼䜀れたりもします。(一方で、着物を一度解いて、生地は状態に戻してから洗うクリーニング法を洗い張りといいます。)丸洗いでは、ドライクリーニングの技術を用いており、水ではなく有機溶剤という油を使用して着物を洗浄します。有機溶剤で洗うので、口紅やチョコレートは染み等、油溶性(油に溶けやすい性質)は汚れを落としやすいという特徴があります。着物は生地を極力傷めず、全体的に汚れをすっきり落とすことができるので、シーズン終わりや、しばらく着ない場合などに適しています。※一般的に着物の丸洗いにおいてはドライクリーニングが用いられるため、「丸洗い=ドライクリーニング」と解釈されることが多いです。基本的にその解釈で問題ありませんが、厳密には丸洗いの工程の一部にドライクリーニングが含まれるという事になります。
口紅、油性ペンのインク、ファンデーション等、頑固な汚れを落とすことができます!
丸洗いの工程では、有機溶剤と呼䜀れる油を使用します。そのため、油溶性(油に溶けやすい性質)の汚れを落としやすいという特徴があります。水洗いでは落ちにくい頑固な汚れである、口紅や油性ペンのインク染みも、丸洗いでは落とすことが可能です。※強いシミは丸洗いでも落としきれないことがあるので、別途オプションを付けることをご提案する場合がございます。
着物の色落ちを防ぎます!
色落ちは、衣類の染料が水に溶けだしてしまうことが原因で発生します。丸洗いにおいては、水を使用しないため染料が水に溶けだすことはありません。よって着物の色落ちを防ぐことができるのです。特に鮮やかな色は着物や濃い色は着物においては、色落ちが目立ってしまいがちなので、丸洗いをするとよいでしょう。
着物の型崩れ、縮みを防ぎます!
衣類の型崩れ・縮みは、繊維が水を吸収して膨張することが原因です。丸洗いにおいては繊維が膨張することはなく、型崩れや縮みを防ぐことができます。型崩れを防止し、着物は風合いを保たせることが可能です。
着物の丸洗いの料金について
着物クリーニングが安い!
比べて
ください!
A社 | B社 | C社 | |
留袖 | 8,190円 | 10,000円 | 5,800円 |
振袖 | 8,190円 | 10,000円 | 5,800円 |
訪問着 | 6,090円 | 7,000円 | 6,000円 |
袷着物 | 6,090円 | 7,000円 | 6,000円 |
羽織 | 4,200円 | 4,400円 | 6,100円 |
袴 | 7,200円 | 5,750円 | 6,300円 |
浴衣 | 5,980円 | 6,950円 | 4,500円 |
ALL
※保管料を含まない
クリーニングのみの金額です
アライバでの、着物は種類問わず、丸洗い 1着3,980円で承っております。
アライバで丸洗いをしたお客様の声・事例
型崩れもなく、非常にきれいな仕上がりでした!
普段、着物を着用して仕事をしております。長年使用していた着物ですので、いたるところに細かい汚れが目立つようになりました。そんな折、友人に紹介してもらったアライバに問い合わせたところ、職人の方が親身に相談に乗ってくださり、丸洗いが適しているとのことだったはで早速依頼しました。すると、返却されてきた着物の型崩れも全くなく、新品同様の仕上がりでした。質の高い業者さんだなと感じましたのでぜひまた利用したいです。
埼玉県40代女性
祖母の思い出の着物を汚してしまったのですが、汚れがきれい落ちていました!
成人式で祖母から譲り受けた振袖を着ていたのですが、終わってみると口紅やファンデーションの汚れがいたるところに付着していました。祖母から貰った大切な着物を汚してしまい、非常に落ち込みました。しかし、アライバにクリーニングを依頼したところ、「丸洗いで十分落とせる範囲ですよ」と丁寧に説明してくださり、結果、返却された着物も非常に綺麗な状態でした。適切なクリーニングをしっかり提案していただけてよかったなと思います。
京都府20代女性
保管サービスも利用しています
息子の七五三で利用した着物を、当分着る機会もないため、アライバにクリーニングを依頼しそのまま保管していただいています。丸洗いだけでは落ちにくい汗シミがあったようで、職人の方から汗抜きオプションを付けた方が良いと電話で提案していただきました。仕上がりの写真をみたところ、非常に綺麗な状態でしたので満足です。保管状況もネットで確認できるので、とても利用しやすいのではないかと思います。
神奈川県30代女性
丸洗いで落ちる汚れの例
- 口紅、グロス
- 揚げ物のシミ
- ファンデーション
- 油性ペンのインク
- チョコレート
- 皮脂
丸洗いの工程のご紹介
1. 着物の状態を職人の目でチェック
依頼された着物は、クリーニングを行う前に一点一点、職人の目でチェックをさせて頂きます。その際に、ひどい汚れや損傷がある場合は、別途オプションをおすすめさせて頂く場合がございます。
2. 部分洗い
まずは衿・袖口・袖などの落ちにくい汚れがある箇所を部分洗いいたします。着物クリーニングの職人が手作業で行うことで、しっかりと汚れを落とします。
3. ドライクリーニング
クリーニング工房の専用の機械で、ドライクリーニングを行います。溶剤で衣類をもむことにより汚れを溶剤に溶かし、お着物を綺麗にします。お預かりしたお着物が傷つかないよう、一点一点にカバーをつけて、丁寧にクリーニングを行います。
4. 乾燥
ドライクリーニングが完了後、風の通る冷暗室にてお着物を吊るし、自然乾燥を行います。お着物の乾燥専用のお部屋となっており、お着物の乾燥に最適な温度と湿度に設定されております。
ドライクリーニングの仕上げ
丸洗いを行う際の注意点
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水溶性の汚れは落としにくい
丸洗いでは、汗シミや血液等の水溶性の汚れは落としにくいです。こういった汚れがある場合は、別途汗抜きオプションや血液汚れ処理のオプションをお薦めさせていただくことがございます。
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刺繍や金箔等は装飾部分を痛めてしまう
丸洗いの工程においては、一部手作業ではないプロセス(ドライクリーニング)を含んでおります。その際に、刺繍や金箔等の装飾部分が剥がれかけていたりする場合、その傷みを促してしまう恐れがございます。依頼された着物につきましては、職人は目で一つ一つチェックし万全の状態でクリーニングに臨みますが、傷みがひどい着物はクリーニングをお受けできない場合がございます。